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【Ubuntu 11.10:Gnome3】Gnome Shellを動かすとデスクトップの上部パネル上にメニュバーで出てしまう問題。(仮対処と考察) [ubuntu]

Ubuntu 11.10(Oneiric)上でGnome-Shellを動かした時に、透明化されたパネルを使用すると、その下にメニュバーが出てしまうという問題がありました。

【Ubuntu 11.10:Gnome3】Oneiric Alpha 3でGnome Shellを動かすと、デスクトップの上部パネルの背後にメニューバーが出てしまう問題。(Unity以外の環境なら同じ問題が発生する可能性あり)

下図のように透けて見えます。(画像をクリックすると別ウインドウで大きく見れます)

SS-gnome-shell-oneiric-001.JPG

それで、Launchpadにバグ報告をしました。下記。

https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/nautilus/+bug/826771

自分でも調べてみようかな~と、一昨日あたりから調べ始めました。そしたら、同じバグの報告があってそれには対処方法が載っていました。

https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/gnome-shell/+bug/874943

上記の対処方法を抜き出すと・・・

<< 対処方法 >>

sudo vi /etc/X11/Xsession.d/80appmenu

※エディタはお好きなのを・・・

ここで下記に書き直します。

if [ -f /usr/lib/gtk-2.0/2.10.0/menuproxies/libappmenu.so ] && [ "x$DESKTOP_SESSION" = "xubuntu" ]
then
       export UBUNTU_MENUPROXY="libappmenu.so"
fi

ブログの都合で折り返しが付いてしまってますが、全部で4行です。ifから始まる文、then、exportから始まる文、fiの4行です。

これでセーブします。

次に、また下記のコマンドで編集します。

sudo vi /etc/X11/Xsession.d/80appmenu-gtk3

下記に書き直します。

if [ -f /usr/lib/gtk-3.0/3.0.0/menuproxies/libappmenu.so ] && [ "x$DESKTOP_SESSION" = "xubuntu" ]
then
        export UBUNTU_MENUPROXY="libappmenu.so"
fi

一つ前の記述と同じ様に思えますが、gtk-3.0になっています。注意点は1つ前の記述の仕方と同じです。

またセーブして、ログアウト&ログインをすれば直ります。

下図をクリックして大きくしてみてもらうと分りますが、パネルの下のメニューバーが無くなりました。それでも、Nautilusのデスクトップ管理は効いています。

SS-gnome-shell-nautilus-001.JPG

始めにリンクを書いた以前の記事で、tista様からindicator-appmenuをアンインストールしてみたらどうですか?といわれて、実施ところ、その時は出てしまいました。恐らく、私がsudo apt-get autoremoveを実行していなかった為か、appmenu-gtkとappmenu-gtk3の両方かどちらか一方が残ってしまったのだと思います。

 

<< 原理 >>

グローバルメニューを出すのに、UBUNTU_MENUPROXYという環境変数に橋渡し役のライブラリが設定されていると、Ubuntu独自の変更が加えられているGTK-3.0のライブラリがグローバルメニューとして出そうとします。

ところが、上記のようにDESKTOP_SESSION変数がubuntuの場合のみUBUNTU_MENUPROXYを設定します。ちなみにGnome-Shellが動いている時は、DESKTOP_SESSION変数はgnome-shellとなっています。

GTK-3.0のライブラリ(GTK_MENU_BARのソースを見た限り)はこの変数がNULL(つまり設定されていない)とグローバルメニューは止めて、通常の表示(ウインドウ上に出す方法)をするようにしています。

それで、元々desktopを管理するNautilusはメニューを隠す設定になっているので出ないわけです。

 

<< 考察>>

考察というより愚痴かもしれませんが、かなり調べるのに苦労しました。

上記の方法を本対処とするかどうかは開発の方に任せますが、とにかくよく分らん状態です。

ここから記述することはUBUNTU_MENUPROXYに設定してある状態(つまり上記対処をしない)で、Gnome-Shellの下のデスクトップ上にあるメニューを消す方法についてです。

まずNautilusのデスクトップを管理するソースコードはnautilus-desktop-window.cに記述してあります。そこでは、 メニューを隠す設定をして、UBUNTU_MENUPROXYにメニューを送る設定をしています。

ところが、私がこのUBUNTU_MENUPROXYにメニューを渡す設定を取り除いてビルド&インストールしても普通に(Unityパネル上にメニューが出る)動いてしまうのです。恐らく、Nautilusの開発者は、「メニューを隠したのだからUnityパネル上に出ないはず。だから別途、メニューをUBUNTU_MENUPROXY経由で表示してもらおう」と考えたはず。

ということは、GTK-3.0はメニューを隠す設定を無視している。又は、Nautilusがどこか別の所で再表示していると言う事になります。

さらにUBUNTU_MENUPROXYにメニューを送る設定に加えて、nautilus-window.cという親クラスに相当する部分でメニューを作成していて表示しているのですが、その表示するための関数gkt_widget_showをデスクトップを管理するNautilusの場合は呼ばないようにしました。

それでも普通に動きます。わけわからん。どっか知らない所が、メニューを勝手に表示しているとしか思えません。

試しに、 デスクトップで動くNautilusのメニューをウインドウへの配置を止めてみました。そしたら、Dbusのエラーが出て、確かにGnome-shellのメニューの後ろには出なくなりましたが、Unityパネル上にもでなくなりました。

ということは、UBUNTU_MENUPROXYの先のどこかがメニューを表示している可能性があります。(色々な事を試した結果、この可能性がかなり高いと思います)

これらを整理してみると、バグは下記の可能性があります。

1) Nautilusのどこかで、デスクトップに限らずメニューを常に表示状態にしようとしている。

2) GTK-3.0がメニューを隠す設定を無視している。

3) Dbusエラーが出るとパネルの下に出ないことから、UBUNTU_MENUPROXYに設定してあるlibappmenu.soかGTK-3.0のライブラリかNautilusが、メニューの送り先(つまりUnityパネル)が無い(ハングアップや意図的に消したのも含めて)状態を誰も調べずにメニューを送りつけている。別の言い方をすると、どこかでチェックして、メニューを捨てるか、送り元に返すなどの処理をしていない。

これらのうち、複数も考えられますし、1つだけかもしれません。

ただ、私の予想では、1)の可能性は低いと思っています。それより、グローバルメニュー化に関係しているライブラリのバグのような感じがします。特に3)が原因の1つだった場合は、Nautilusだけでは対処しきれません。

こんな状態だと開発してる人も悩んでるんだろうな~

 

<< さらに愚痴 >>

これ調べてるうちに別のバグを見つけて対処してしまいました。端末からnautilus -nで起動するとGTKのクリティカルエラーが2つ出るはずです。これ、nautilus-desktop-window.cに幾つかのデスクトップ上で動作してはいけないアクション(クリックした時の動作とか)を無効にする処理をしているのですが、存在しないアクションを読み込もうとしてエラーになってます。

まだバグ報告はしていません。直っても、特に動作には影響はないです。

それと、firefoxとかecliseとかはグローバルメニュー化しませんよね。firefoxはグローバルメニュー化のパッケージを入れる必要があります。GTK-3.0のライブラリのソースを見ていたら、その理由が分りました。

GTK-3.0のソースにブラックリストとしてハードコーディングしてあった・・・私なら、別の設定ファイルに出すな~

 

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